STUDENT VOICE
岡田結実
20歳
STUDENT VOICE
SNSが
世界のすべてではない
岡田結実 20歳
SNSが
世界のすべてではない
たくさんの情報が入り乱れている現代社会。目にした情報をそのまま鵜呑みにしてしまう人、特に SNS で流れてくる情報を信じすぎて、まるで SNS の世界の中だけで生きているような人が多い気がします。気になったニュースがあった時、情報源がどこなのかをちゃんと調べることは誰かを理解しようとする気持ちの表れだと思うので、思いやりにもつながりますし、他人にも自分にも優しくなれる気がしています。
東京新聞 東京メディア事業部 添田隆典から

多様な意見や価値観を認めよう―。そんな風に言われることよくありますよね。でも、言うほど簡単じゃないですよね。いまは SNS で自分に合わない情報を簡単にスルーできるので、余計に難しいかもしれません。
これ、実は新聞でもあることなんです。長らく続いた安倍政権について、東京新聞はよく批判的だと言われました。一方で、政権寄りだと言われた新聞もありました。
批判すべき理由があるから報じているわけですが、結果的によく読んでくれる読者は似た考え、立場の人、といったことがあります。東京新聞を応援したい気持ちもあると思いますが、自分とは異なる意見や考えを遠ざけることになるとも思いませんか?
では、どうしたら異なる意見や考えを受け入れられるか。私は、意識的に自分とは反対の意見に触れることではないかと考えます。SNS でも「この人、私とは考えが違うかも…」という人いますよね。たとえば、そうした人の投稿をあえてスルーしないとか。
無理に受け入れる必要はありませんが、新しい気づきや発見が得られれば、その部分は認め、発信すればどうでしょうか。反対の意見を理解するのは大変な作業です。自分の価値観や主張を一度脇に置かないとフラットに見られないですから。
事実は一つでも、物事の見方は人の数だけあると思います。客観的に物事を見るとは、異なる意見や考えを、どれだけ理解しようとしたかに比例するのではないでしょうか。