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STAND UP STUDENTS Powered by 東京新聞

Powered by 東京新聞ABOUT PROJECT

いま、わたしたちのまわりで、
起きていること。

毎日の勉強や、遊びに恋愛、就活。普段の暮らしの中では見えてこないたくさんのできごと。環境のことや政治、経済のこと。友達の悩みも、将来への不安も。小さなことも大きなことも全部、きっと大切な、自分たちのこと。

確かなこと。信じること。納得すること。コミュニケーションや、意見の交換。
あたりまえの自由さ、権利。流れてきた情報に頼るのではなくて、自分たちの目で耳で、手で、足で、感動をつかんでいく。

東京新聞『STAND UP STUDENTS』は、これからの社会を生きる若者たちに寄り添い、明日へと立ち向かっていくためのウェブマガジンです。等身大の学生たちのリアルな声や、第一線で活躍する先輩たちの声を集めることで、少しでも、誰かの明日の、生きる知恵やヒントになりたい。

時代を見つめ、絶えずファクトチェックを続けてきた『新聞』というメディアだからこそ伝えられる、『いま』が、ここに集まります。

STUDENT VOICE

斎藤愛那

19歳

STUDENT VOICE

世界が一つにならないと
いけないのに

斎藤愛那 19歳

世界が一つにならないと
いけないのに

社会に対して思うこと、たくさんあります。例えばいつまで経っても年功序列がなくならないとか、差別意識がなくならないとか。コロナで大変な時だからこそ、もっと世界が一つにならないといけないのに。もちろん差別することはいけないことだけれど、銅像を強制撤去したり、歴史が生んだ音楽や映画を排除するのは少し違うのではないかと感じています。もっと若い人のいろいろな意見に大人は耳を傾けてほしいです。

新聞やニュース、メディアについて
聞かせてください
普段からなるべく知識をつけられたらと思って、新聞、テレビ、LINEニュースなど、幅広く情報を得るようにしています。特に新聞は、文字が多くて読む気にならないなと思ってたんですが、読み始めるとおもしろいですね。自分の興味とは関係のないことことができるし、自分のペースで読めるので頭に入ってくる感じがします。
東京新聞の記者に
聞いてみたいことはありますか?
AI が発達することにより今ある職業がなくなってしまうかもしれないと聞きました。私は4年後には税理士になりたいと思っているのですが、AI に税理士の仕事が奪われてしまう可能性はありますか?
回答 あり

東京新聞 経済部 大島宏一郎から

「税理士の仕事は、納税者の権利を守ること」。『たたかう税理士の税務相談』の著書を持つ税理士の浦野広明さんは、そう話します。経営者の相談に携わる浦野さんが大切にしているのは、税務署が徴収する税額が過大にならないよう見極めることです。

最近では、AI を活用した会計ソフトの導入が進んでいます。膨大なデータを処理するのは、AI の得意分野です。例えば、大量の領収書を基に取引を記帳する従来の業務など。これまで手作業でやってきた仕事はなくなるかもしれません。

しかし、税理士の業務は多岐にわたります。浦野さんは税理士の役割を「租税の弁護士」と表現しています。税務当局への対応など、裁量の余地が大きい業務については、「AI が代替するのは難しい」と言います。

税理士業界と同じように、新聞業界でも、企業の決算資料やスポーツの記録などを記事にまとめる AI の導入が進んでいます。ただ、 AI が単純作業を担うことで時間的な余裕が生まれます。このため、社会問題を伝えるという記者本来の仕事にウェイトを置けるのではないかと期待されています。

大島宏一郎
28歳。2015年4月入社。名古屋本社三重総局、東京本社編集局整理部を経て、2019年8月から東京本社編集局経済部。消費税増税や10万円給付などを取材した。
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